設計のポイント 省エネ制御盤の提案 自動制御 検査のポイント
1.電気設計
- 安全に操作出来る様に、使う人の身になって設計する。
- 強電・高電圧になるので通電部分に直接触れる事の無いように考慮する事。
- 相間・アース間の離隔距離をとる事。
- 電気設計はJIS規格・JEC規格・JEM規格・JESC規格を考慮して設計するが、
お客様の規格がある場合はそれを最優先とする。
2.機械設計
- 加工しやすい設計を心かける。
- 精度の高い加工をめざしています。
- 長寿命の製品設計。
- 機械設計の一般的な製品は、JIS規格に沿って設計されますが、特殊な分野の設計は、その分野の規格があるので、その規格で設計をする。
3.電子回路設計
- 簡素化した回路設計。
- 点検、修理のしやすい設計。
- 入手しやすい部品の選定。
4.PLC・タッチパネルのソフト設計
- 簡素かした回路設計。
- 操作しやすい配置。
- 確認しやすい回路設計。
5.筐体設計
- 使用環境に適した構造にする。
- 機能性の良い配置にする。
- 強度を考慮した、体裁の良い形状に仕上げる。
省エネ制御盤で、電気代の大幅な低下、二酸化炭素排出量の削減が可能です。
省エネのポイント
- ファン、ポンプ等の動力設備の商用駆動からインバータ駆動化がポイントです。
- モーターのインバータ駆動化により、周波数制御が可能となります。
- 周波数制御により、商用運転に対し、効率よく駆動しエネルギーロスを低減します。
-
周波数制御運転パターン
- スケジュール運転:使用時刻に対し、省エネモードに切替える
- センサー運転:負荷の状態を監視し適正な運転を行う
- その他
省エネの効果
- 電気代の大幅な低下、二酸化炭素排出量の削減が可能です。
- 省エネ効果は、使用条件により異なります。
- 省エネ効果の実証には、運転パターンでの比較検証が必要となります。
省エネの取組にご協力させて下さい。
温度制御、圧力制御、流量制御、回転制御の自動制御は『ON・OFF制御』『比例制御』『積分制御』『PID制御』等があり装置に適した制御方法を選んで動作させます。
①温度制御
ある装置に組み込まれているヒータで、装置の内部温度を一定に保つ為に温度制御をする部分です。
②圧力制御
ある装置に組み込まれているコントロールバルブで、装置内の圧力を調整する為に圧力制御をする部分です。
③流量制御
ある配管の流量をコントロールする為のシステムです。
④回転制御
ある装置のモータの回転を制御する為のシステムです。
【社内検査】配線チェック中
試験要領書と図面により社内検査をする
- 寸法検査
- 塗装検査
- 部品確認
- 配線確認は色鉛筆等で図面を塗りつぶす
- 絶縁抵抗試験
- 絶縁耐圧試験
- 検査成績表の作成
【社内検査】計器設定中
計器設定中 図面により動作確認試験を行う
- 計器の設定を行う
- 図面に沿って動作確認を行う